フレーバーテキストレビューVer1.4 (赤・黄・青ユニット編)

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• Ver1.4

新バージョンになり特殊な能力を持つカードが追加されました。このバージョンでは新たな単語「トリムルティ・ループ」が出てきます。トリムルティとはヒンドゥー教における「三神一体」の考えのことで、ループとは繰り返しの意。恐らく実験名に付けられた造語だと思います。三神の役割はそれぞれ創造・繁栄・破壊となっています(参wiki)。

それとは別で十二星座に関係するユニットも登場しています。この記事ではどのユニットが何座であるか、という情報だけを書いています。

この記事では赤・黄・青ユニットを紹介します。枚数の関係上、緑ユニットは次回になりました。

	1-4-001 安寧のアリエス 羊と共に生きる女の子。アルカナ空間のどこかにある穏やかな土地で、安らかな時間を過ごしている。 【一言解説】 星座シリーズ、牡羊座。争いばかりのアルカナ空間にもどこかには落ち着ける場所はあるはず。

	1-4-002 フレイムソルジャー 中距離以遠の戦闘にも対応できるように改修された戦闘型プログラム。彼が戦いを続ければ続けるほど、あたり一面が火の海となるだろう。 【一言解説】 一度の火力は微々たるものですが回数を重ねていくうちに文字通り火の海へ。

	1-4-003 奮迅のレオ 迅きこと豹の如く、猛きこと獅子の如し。彼の戦いは戦場を魅了し、皆を奮い立たせる。 【一言解説】 星座シリーズ、獅子座。勇敢な戦士がいると味方は奮い立ちますね。

	1-4-004 レッドシーサー 古くから伝わる魔除けをモチーフにしたプログラム。双子の兄がどこかに行ってしまったので今は一人で留守番中。 【一言解説】 双子の兄とはおそらく金色の狛犬(1.0黄ユニ)のことでしょう。彼は帰ってくるのだろうか。

	1-4-005 ソウルダンサー 紅き炎を身に宿す陽気な踊り子。彼女にとっては破壊も創造も等しく舞台であり、観客である。 【一言解説】 周りは破壊や創造してるけど気にせず踊りますということだろうか。

	1-4-006 キングバクダルマン 珍獣界のキング。仲間たちには慕われている様子だが、興奮すると爆発してしまうのが玉にきず。 【一言解説】 爆発すると周りの珍獣達も一緒に…。

	1-4-007 パズズ 破壊という行為は彼にとって日常であった。そんな彼が終わることのない破滅の輪廻に身を委ねるであろうことは必然だった。 【一言解説】 このバージョンのテーマである破壊について書かれていますね。

	1-4-008 破壊少女シヴァ 三千世界を統べる天衣無縫の破壊神。破壊対象を無限に生み出す好々爺に甘やかされた為、その破壊衝動は尽きることはなく、今もどこかの空間で暴れ続けている。 【一言解説】 「トリムルティ・ループ」における破壊を司る神。好々爺とはブラフマー(1.4青ユニ)のこと。爺が甘やかすからとんでもない問題児に…。

	1-4-009 裁断のライブラ 人は皆いつか平等に裁かれる。いかなる方法をもってしても、その理は断つことができない。 【一言解説】 星座シリーズ、天秤座。平等に裁かれるんです。全部地獄行きなんて有り得ないことなんですよ？(1.1赤ユニ)

	1-4-010 ジェスタークロー その両の手に携える大きな爪は、戦闘で力を発揮することのみならず、敵から抗う術を徐々に奪うことも目的としている。 【一言解説】 トリガーのカードを手札に戻す能力は初めてですね。特に言及されていないので特殊な技術でもないようだ。

	1-4-011 ダークプリースト 魔術の全てを知り尽くす、闇に堕ちた司祭。異世界に追放されたものを呼び出せる。 【一言解説】 闇に堕ちようが、名前にダークが付いていようが黄色ユニットなんです。魔術マスターなのでちょっと変わった能力を持っていますね。

	1-4-012 司令官テイアー 規律と束縛を重んじる厳粛な指揮官。実験結果の研究で、自身の能力をウィルスとして出力する能力を持つようになった。 【一言解説】 自身の能力を外部出力していますが、「コピー」ではなく「切り取り」のようだ。

	1-4-013 ガネーシャ とある事情から、動物型プログラムと融合してしまった不運な神。彼の怒りは、俗世全てを天に還すほどの激しさと言われている。 【一言解説】 「とある事情」や「彼の怒り」はヒンドゥー教の神話通りだと思います。分かりやすくまとめてある記事があるので詳しくは記事末の関連記事紹介へ。

	1-4-014 相克のジェミニ 光と闇、相対する存在から生まれた少女。幼い頃はもう一人の自分の存在を否定し苦しんでいたが、現在は克服したようだ。 【一言解説】 星座シリーズ、双子座。双子合体ですね。現在はAIBOとも仲良し。

	1-4-015 パールヴァティー 破壊を司る者の枷として創られた明媚なる神。彼女の神術は、争乱の絶えない空間を、静謐な空間へと創り替えていく。 【一言解説】 破壊を司る者とはシヴァのこと。神話ではシヴァとも深い関係にあります。詳しくは紹介記事にて。

	1-4-016 天帝インドラ ある実験計画において、破壊を司る「予定」だった者。彼女のシビれる魅力もあいまって、膨大なエネルギーを無差別に伝播させてしまうため、その役目を別の者へと譲る事となった。 【一言解説】 「トリムルティ・ループ」の破壊担当(旧)。制御できない破壊はいらないよ、ということですね。

	1-4-017 蛮勇のキャンサー 勇ましい者達を屠るために創られたカニ型プログラム。その蛮力をコントロールするにはそれ相応の技量が求められる。 【一言解説】 星座シリーズ、蟹座。このVerのテーマは破壊・創造なんでじゃんじゃん壊しちゃいましょう。

	1-4-018 空色のコルフェ 透き通るような空の下、彼女は待っている。この世に害を及ぼさんとする強き者達を夢の国へと誘うために。 【一言解説】 彼女が夢ノ国への水先案内人だそうです。

	1-4-019 オルトロス この世とあの世をつなぐ、オー・トリイを守護する者。無作法な侵入者は彼の牙にかかり、非業の死を遂げる。辛くも逃れた者には次の顎門が待ち構える。 【一言解説】 オー・トリイとは大鳥居のことでしょう、背景にも鳥居が映っているので。ちなみに鳥居とは人間界と神域を区分けするものらしいです(wiki)。

	1-4-020 サイボーグ死兵 守るべきものを失った僧兵は、闇の力に魅入られてしまった。奴が同胞を求め彷徨う辺り一面、不気味な静けさに包まれていく。 【一言解説】 死体が転がるお墓の中で彼は何を思うのか。

	1-4-021 刺激のスコーピオ 数々の忍の師を持つ、ヤンキーくノ一。修行と言いつつ忍術を用いた喧嘩に明け暮れ、恩師達に叱られているらしい。 【一言解説】 星座シリーズ、蠍座。くノ一にもヤンキーとかいるんですね。クロウテング(1.2EX緑ユニ)は苦労テングだった…？

	1-4-022 宿怨のプロメテウス 「トリムルティ・ループ」の連鎖で、彼の怨念はウィルスという形をなした。ウィルスの影響を受けた者は、もう彼の罪を糾弾することはできない。 【一言解説】 創造と破壊のループに巻き込まれた被害者でしょうか。怨念が目に見えるほどキレてるのかな…。

	1-4-023 イシュタル 破壊と創造の繰り返しの末に、彼女は手に入れた。他者の成長を促進させ、油断させ、捕食する術を。 【一言解説】 巻き込まれた中でも力を手にしたユニットもいるようです。3コストなので創造には巻き込まれないですが、そこはご愛嬌。

	1-4-024 創造神機ブラフマー 「トリムルティ・ループ」を担う三神の中で、創造を司る絶対者。有限である破壊対象を無限に生み出し、穏やかな眼差しで破壊神の舞う姿を見守る。 【一言解説】 年を食うと孫の成長が楽しみになるとかそういう感覚なんでしょう。破壊対象にされた方はたまったものじゃないですね。

• 関連記事紹介

このバージョンではヒンドゥー教の「三神一体」及びその中心人物の関係者が元ネタになっています。また同時に、西洋占星術における(四大元素を絡めた)十二星座に関するユニットも登場しています。

私がこの記事を書く以前に、それらのことに関してまとめられた方がいたので勝手ながら紹介させていただきます。

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2015/8/17 初校